病院で処方された薬を服用してから
調子が良さそうなモク
ケージをなくして以来機嫌が良く
尾追いをすることもなくなった
(尾追いについては赤信号-vol.19-)
そこでモクが新たに始めた遊び
それは『小姑ごっこ』・・・
可愛らしく言って『モクソックごっこ』
モクの記憶力の良さは
芸を教えた時から知っていた
だが、ここまでとは・・・
旦那さんでも気付かない家の変化に反応し
わんわんと大騒ぎをするようになった
初めは何事かと思った
霊でもいるのかとちょっとソワソワしたり
でもよく見るとモクの視線は台所にある
ステンレス製のボウルに向かっていた
モク「ピピー!いつもこんなのなかったでちょー!」
私「めざとっ!!」
それからと言うもの
我が家の専属警備犬となったモクソック
ある時はりんご
ある時は洗濯物
モク「ピピー!さっきまでありまてんでちた!」
そんな凄まじい観察眼を持ったモクソックでも
見落とすことはある
それはカレンダーを壁に貼った時のこと
その日はなんの音沙汰もなかった
ところが3日後
モク「ピピー!なにこれー!いつからあったのー⁉︎」
私「ふふふ、今頃気付いたの?実はこれ、3日前からありましたー」
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体調の良さそうなモクを見て安心する一方
罪悪感を感じずにはいられなかった
お腹はいつから痛かったのか?
きっと長いこと痛みと戦っていたのだろう
申し訳なさから気分は落ち込んでいた
だけどいつも通りモクに救われた
「いつもありがとう」
忙しく動き回るモクに感謝を伝えた
モクソックは今日も休まず巡回中
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