尾追いをしようとモクはモク
“向き合う”
その決意がこんなにも早く
打ち砕かれることになるとは思ってもいなかった
これまでは眠りを邪魔されるいら立ちがだけが
尾追いのスイッチになっていた
ところがここにきて
そのスイッチがめちゃくちゃ増えた
- 涙を拭いた後
- 歯磨きをした後
- 「お風呂入ってくるね」など、いなくなる時にかけていた言葉を言った時
- 鼻歌を歌った時
- 抱っこから降ろした時
- 着信音、呼び鈴などの機械音が鳴った時
スイッチ増やしすぎですよー
どれがどのスイッチか把握してますか!?
![](https://mokutokurasu.com/wp-content/uploads/2022/02/img_2381-1024x985.jpg)
先生からのアドバイスを思い出した
『嫌がることはしない』
“向き合い”の第一歩を踏み出すことにした
- 目の下はどうしても汚くなるので、おやつを舐めさせながら拭くことにした
- 歯磨きはやめた
- 声かけもやめた
- 鼻歌も我慢
正直、窮屈だ
「鼻歌ぐらい歌わせてほしい」
これが本音
「歯磨きだってさせてほしい」
だって君、歯真っ黒じゃん
心配・・・
やめて済むものとそうでないものがある
抱っこ魔のモク
コアラのようによじ登ってくるのに
抱っこしない訳にはいかない
4.だから抱っこから降ろしてすぐに
「待て」と言って尾追いをしなかったら
おやつをあげるようにした
5.着信音は鳴らないようにマナーモードにした
呼び鈴やお風呂の専属お姉さんの機械音などは
待てをした状態でわざと鳴らし
尾追いしなかったらおやつをあげる
毎日3回ずつくらい続けて音に慣れさせた
こんな話をしても大抵の方はこう思うだろう
「そんなワガママ相手にすることない」
確かにその通り
モクはワガママボーイ
だけど見よ、この顔を
![](https://mokutokurasu.com/wp-content/uploads/2021/12/img_2073.jpg)
何かにつけてこんな顔をされたら
減らす努力をせざるを得ないのだ
それでも思い通りにいかないのが現実
噛みつきがひどくなり体に触れなくなった
モクのいら立ちは留まることを知らない
毎日モクの顔色を伺っていた私は
遂に疲労のピークを迎えた