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我が家のセキュリティ事情-vol.24-

病院で処方された薬を服用してから

調子が良さそうなモク

ケージをなくして以来機嫌が良く

尾追いをすることもなくなった

(尾追いについては赤信号-vol.19-)

そこでモクが新たに始めた遊び

それは『小姑ごっこ』・・・

可愛らしく言って『モクソックごっこ』

モクの記憶力の良さは

芸を教えた時から知っていた

だが、ここまでとは・・・

旦那さんでも気付かない家の変化に反応し

わんわんと大騒ぎをするようになった

初めは何事かと思った

霊でもいるのかとちょっとソワソワしたり

でもよく見るとモクの視線は台所にある

ステンレス製のボウルに向かっていた

モク「ピピー!いつもこんなのなかったでちょー!」

私「めざとっ!!」

それからと言うもの

我が家の専属警備犬となったモクソック

ある時はりんご

ある時は洗濯物

モク「ピピー!さっきまでありまてんでちた!」

そんな凄まじい観察眼を持ったモクソックでも

見落とすことはある

それはカレンダーを壁に貼った時のこと

その日はなんの音沙汰もなかった

ところが3日後

モク「ピピー!なにこれー!いつからあったのー⁉︎」

私「ふふふ、今頃気付いたの?実はこれ、3日前からありましたー」

スタンプショップへ

体調の良さそうなモクを見て安心する一方

罪悪感を感じずにはいられなかった

お腹はいつから痛かったのか?

きっと長いこと痛みと戦っていたのだろう

申し訳なさから気分は落ち込んでいた

だけどいつも通りモクに救われた

「いつもありがとう」

忙しく動き回るモクに感謝を伝えた

モクソックは今日も休まず巡回中

ちょこ!ピピー!