You are currently viewing 問題の多い男、解決に向けて-vol.20-

問題の多い男、解決に向けて-vol.20-

モクは『おはよう』が好き

離れて寝ているため

朝の再会が嬉しくて仕方がないようだ

一日の中で一番機嫌の良い瞬間

初めて尻尾を追いかけた次の日の朝

大々的に触ると噛み付かれるので

朝の機嫌の良い瞬間を狙って

どさくさ紛れに尻尾の状態を確認した

猿期で良かった・・・

(猿期については猿科のモク〜猿期〜-vol.12-)

ぽしょぽしょの毛の間にはかさぶたが見えた

“なぜ?”

“なんでこんなことを?”

“一体何が起こっているの?”

頭の中を『?』が駆け巡った

普通ではない

それだけは確かだった

私は居ても立っても居られず

とにかく手当たり次第に調べた

するとそこには恐ろしいワードが記されていた

常同障害、精神疾患、噛みちぎる、断尾・・・

未知の世界に困惑し

恐怖心と不安は膨らんでいった

何よりも悲しかったのは

自分で自分の体を傷つけてしまうモク

そしてその姿をもう一度見る自信が

私にはなかった

病院に行こうと色々調べていたところ

行動治療を専門とする

動物の精神科病院があることを知った

この時モクは食欲も元気もあったので

精神的なものだけで身体的には問題ない

そう思い込んでいた

そして藁にもすがる思いで病院へ向かった

問診では

全てを伝えた

検査を終えて診察の結果は・・・

-後半へ〜つづく!-

ちかれた