諦めが得た守り-vol.22-
身体的な傷病については 治療をして治すことが出来る そうもいかないのが精神的な問題 おそらく一生の付き合いになるであろう 尾追いについて 治療法はなく ケージに入れた時にしたのなら ケージを広くしてはどうかとアドバイスを受けた 帰…
身体的な傷病については 治療をして治すことが出来る そうもいかないのが精神的な問題 おそらく一生の付き合いになるであろう 尾追いについて 治療法はなく ケージに入れた時にしたのなら ケージを広くしてはどうかとアドバイスを受けた 帰…
「もう少し様子を見てください」 病院で聞きたくない言葉ナンバー2! ナンバー1は想像にお任せします・・・ モクの痒がりについては健康診断の時以外にも 他の病院で相談したことがあった ところが返ってきた言葉はナンバー2 (健康診断に…
モクは『おはよう』が好き 離れて寝ているため 朝の再会が嬉しくて仕方がないようだ 一日の中で一番機嫌の良い瞬間 初めて尻尾を追いかけた次の日の朝 大々的に触ると噛み付かれるので 朝の機嫌の良い瞬間を狙って どさくさ紛れに尻尾の状態…
生後6ヶ月を過ぎようとしていた頃 モクは極度の甘ちゃん(甘えん坊)となり 常にスキンシップを求めてきた 一日中ベタベタと付きまとい 私にロックオンしたその監視システムは 大手のセキュリティー会社を彷彿とさせた 鏡に映る私とモク 絶…
モクの背後に付きまとうフッサフサ それは付いていて当然の 『尻尾(しっぽ)』 だが、そのフッサフサの存在は モクにとって脅威でしかなかった 一般的に尻尾というのは わんこの感情表現を担う大切な存在で その動きを見ることで喜びや恐怖…
新型コロナウィルスが流行し始めたこのころ 人との距離を置かざるを得なくなった 3月というまだ寒い時期ではあったが 人が少ないところで 『外』というものに慣れさせようと 出来る限り出かけるようにした 初めはこんな感じのへっぴり腰(笑…
●生後5ヶ月目● モクが初めて見た芸能人は"関○勤さん" と言ってもテレビの画面越し モクには関○さんの面白さが分かるようだ バックオーライと前進を繰り返しながら 画面に向かって吠え続けていた その日以来、興味のある映像が流れると…
"幸せかな" "幸せだったかな" そんな問いが頭の中を堂々巡りする瞬間がある 何でも良いから答えが欲しい そう思っていた時、ある一文に出会った 『犬に好きという感情はない。 ただ飼い主にもらったものを返しているだけ』 胸の支えがス…
初めての健康診断で先生が口にした "神経質" 笑い飛ばしたはずの種が 小さな芽となって確実に出始めていた (詳細はプロローグ(序章)-vol.7-) いつも通りハーネスを着けようとした時のこと 『ガブっ』 予想外の出来事に思考が停…
いつも強気なモクが初めて見せた恐怖心 後悔先に立たずとはこのことか・・・ 赤ちゃんモクを散歩に連れていくには まだまだ寒い日が続いていた だが、社会科不足になるのが心配で 雰囲気だけでもと近所のドッグランへ するとそこには大人しそ…