ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ✴︎1歳 ✴︎ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ
なんとか!どうにか!ようやく!
そんな気持ちで迎えた1才の誕生日
振り返れば頭の痛いことばかりだった
特に悩まされたのが尾追い
てんかん発作?
水頭症が発症した?
そんなことを考えては一人で勝手に震えていた
でも悪いことばかりではない
ひと言で言えば “癒し”
『手のかかる子ほど可愛い』
まさにこの言葉がピッタリだ
モクといると心が暖まりハッピーな気持ちになる
そんな駆け引き上手なモクが1才
なんとも感慨深い
これからあっという間に時間が過ぎ
気付けばおじいちゃんになっているのだろう
無事に歳を重ねるのは喜ばしいことだが
どうしても寂しさを感じてしまう
ずっと一緒にいれればいいのに・・・
叶わないと分かっているからこそ思える
“モクという存在と時間を大切にしよう”と
なんて、のんきに感傷に浸っている場合ではない
![](https://mokutokurasu.com/wp-content/uploads/2022/03/image-1024x661.jpg)
モクの心は荒んでいた
それはもう、盗んだバイクで走り出すくらい
一日に何度も聞こえるバイクの音(唸り声)
一日に何度も見る旋回運転(尾追い行動)
日に10回なんて当たり前だった
刺激を与えないように息を殺して過ごした
それでもモクの状態は良くならなかった
そんな毎日を送り
私の心は段々と重たくなっていった
モクを受け入れた
いや、私の心は嘘つきだ
未だに消化しきれない状態に疲弊していた
さらに追い打ちをかけたのが夜中の尾追い
一晩で2〜3回
一階と二階と離れているにも関わらず
尾追いと共に発される
モクの激しい鳴き声で目が覚めていた
何にいら立ちを感じているのだろう?
どれだけ怖い夢を見ているのだろう?
やはりてんかん発作なのでは?
モクに付きまとう不安は私をも不安にした
もしかしてだけどさ、
自分だけ一階に置いていかれるのがいやなの?
寂しいの?
![](https://mokutokurasu.com/wp-content/uploads/2022/01/image.jpg)
その顔はそういうことだね