You are currently viewing ターニングポイント-vol.11-

ターニングポイント-vol.11-

●生後3ヶ月目●

ようやくおやつをあげられるようになった

でもただではあげない

あくまでもご褒美です

けち。

我が家から”ちびシュタイン”が誕生した

『おすわり』から始めた数々の芸

モクにとっては朝飯前

その習得の速さに驚いたバカ親夫婦は

毎日お祭り騒ぎだった

おやつがあれば従順になる犬(モク)

噛み癖にも活用した

暴れて噛み始めたら『待て』からのおやつ

悪いことをしていたら『ダメだよ、おいで』

私の前に来ておすわりをしたらおやつ

あんなに頭を抱えていたモクの暴走は

良くも悪くもおやつ一つで収まりつつあった

少し前までは私の言動に目もくれなかった

だが芸を教えてからは話しに耳を傾け

しっかりと目を見るようになった

【叱ってやめさせる】→【やめたら褒める】

その転換がモクを劇的に変えたのだった

“犬は飼い主次第”

その言葉の意味を痛感した

同時に”主従関係”という言葉に疑問を持った

モクを飼っていなかったら何の疑いもなく

教科書通りのしつけをしていただろう

“犬のご飯は飼い主が食べてから”

“散歩の時は前を歩かせない”

だが一緒に暮らしていく上で困ることがない限り

こちらの優位性を示すようなしつけは必要ない

そう思い始めた

「飼い主のことを下に見ているから噛むんだ」

「だから言うことをきかないんだ」

よく聞くこのフレーズ

ただ単にルールが伝わっていないだけなのでは?

どんな子だって噛む時は噛むもの

その子の性格に合わせてルールを教えていく

こちらの方がよっぽど重要に思えた

人間に比べて寿命の短いわんこ

出来る限りのびのびと楽しい日々を送ってほしい

いつも先頭を切って楽しそうに歩くモク

前の私ならなるべく横を・・・

そんなことを気にして楽しく歩けなかった

だが主従関係という概念を捨てた今

その姿が一番好きで

私を幸せな気持ちにさせるのだ

ほひ。