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『犠牲?』『辛抱?』いや、『幸福』だ-vol.83-

当の前に気付いていた

自分の体が悲鳴をあげていることに…

私の耳の裏に突如できたデキモノ

それは片耳から両耳へ

一個から三個へと増えていった

恐る恐る病院へ行ったら…

切って絞られた( ; ; )

ひゃー

私はお医者さんに原因を尋ねた

すると、思いもよらない言葉が返ってきた

『睡眠不足による疲れのせいです』と…

そう言われた私の頭の中は

思い当たる節の映像ばかりが浮かんで

“あぁ…”

浮かんだ言葉はたったそれだけだった

睡眠不足の原因は

一晩中、私にまとわりつくべたべたモクだ

そんな私の朝は『疲れた〜』の一言から始まる


▼べたべたモクの特徴▼

其の一:基本はママの腕まくらです

其の二:一眠りしたら少し離れます

其の三:すぐに寂しくなって起き上がります

其の四:ママの布団に入って、再腕まくらです

其の五:一から四をひたすら繰り返します

!!注意事項!!

ママがいないとお腹を壊します。パパだけではダメなのです。必ずママと寝かせてください。


それに加えて尾追いまでする子との眠りには

疲労が付きものなのだ

初めて病院に行ってから半年経った今でも

私は通院と服薬を継続している

毎回指導されるのは『生活習慣の見直し』

“それが出来たら苦労しないんだよね〜”と、

心の中で密かに反発

だが、そのこと自体を苦には思わない

モクが安心して眠れるのならそれでいい

それが私の喜びなのだ

モク色の人生を満喫中の私

毎日もらう『笑い』は無限

『幸せ』も無限

モクによって心が豊かになり

モクのお陰で楽しい日々を過ごせている

犬を飼う、

モクと暮らすってそういうことなのだ

ウィンウィンな関係だね

〜モク色の人生〈就寝時のひとコマ〉〜

-ある日の真夜中-

私『………っぐはっ』

苦しくて目が覚めた

何事かと目を見開くと

そこにあったのはモクの耳

そう、息を吸った際に

モクの耳のヒラヒラが私の鼻の穴を塞いだのだ

心の呟き “危なっ…”

日々起こるそんな珍事件が楽しくてたまらない

ひひ、ごみんね