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守りたいんだ、その小さな体を-vol.46-

●1才5ヶ月目●

どんな仕事にもリスクは付きもの

それはモクにも当てはまる

モクの職業は高速スピンの新人パフォーマー

練習が足りていないのか

あちこちぶつけて青タンだらけだ

待て待て、練習なんて必要ないだろう

今すぐ辞めて心穏やかに過ごしてほしいものだ

こんなかんじ?

尾追いによるリスクは大きく分けて3つある

❶つ目はモクのケガ

高速で回転している時は我を失っている

どこに何をぶつけようと決して止まることはない

ぶつけそうなテーブルの柱などは

分厚いクッション素材で囲っている

それでも絶対にケガをしない訳ではない

ましてやモクには泉門がある

頭の衝撃には特に気を付けなくてはならないので

不安が尽きることはない

つ目は私たちのケガ

回転しているモクが

家具にぶつからないように手を出したり

就寝中、突発的な回転をし始めた時に

誤って噛まれてしまう

仕方のないことだがやはり痛い・・・

つ目は心臓への負担

なんたって高速スピン

回り終わった後は私の元に飛び込んでくる

その度にモクの鼓動の速さに驚かされる

そんな状態を一日に何度も繰り返していたら

どれだけ身体に負担がかかるだろう

尾追い自体、二ヶ月前のピーク時よりは減った

それでもリスクがなくなる訳ではない

もっと減らしたい

そう思った私は新たな作戦を開始した

それは無視作戦

モクは極度のかまってちゃん

今まで尾追いを止めようと

色々なアクションを起こしていた

それが逆効果になっていたかもしれない

早速グルグル回るモクを無視してみた

すると・・・

“いつもより多く回っております“

そんな状態になってしまった

『わー!!お正月だものねー!』

と拍手するわけにもいかないし・・・

いつも以上にあっさりと失敗してしまった

どうしてもパフォーマーを辞める気はないようだ

がんこちゃんというニックネームを持つ私

そんな私に似たのだろう

仕方ないね

だからそう言ってるちょ