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特効薬はモクの呪文-vol.4-

1kgにも満たないその子は

少しの衝撃で飛んでいってしまいそうだった

大事に抱きかかえながら家に入り・・・

でっぱげ我が家に初上陸!!

すぐさま聞こえる謎の効果音

走りながら発される

ケッケッケッケッ

「ケッケッケッケッ」ってなんやねん

初日はすぐに寝てしまうだろうな

そう思っていた私の予想はあっさり覆された

とにかく元気に遊び回り

初めて来たとは思えないほど馴染んでいた


話しは戻ってペットショップでのこと

恥ずかしながらわたくし

店を出る途中で号泣してしまったのだ

不思議そうに見る通りすがりの方々・・・

そりゃそうだ

モクを連れて帰るにあたり

店員さんから色々な説明を受けます

説明が進むに連れて気分はブルーに・・・

会計を済ませて”本当に連れて帰るんだ”

そう実感した時

我慢していた複雑な感情が溢れ出てしまったのだ

前のわんこに対する

罪悪感

恋しさ

そんな思いを抱いたまま

飼い主になってしまったモクへの

これまた罪悪感

家に着いてもしょんぼり気分は続いていた

ところがモクの発する謎の「ケッケッケッケッ」

その効果音に一瞬にして救われたのだった

2才になった今でも「ケッケッケッケッ」は健在

その効果音を聞くたびに

あの時救われたことを思い出す

今日も楽しそうに遊ぶモクを見て

ますますモクへの愛しさが増すのだった

なんか文句ありまっかー